薬に頼らず、治癒力を高める
現代のこどもの医療費は市区町村によって変わりはありますが、ほぼ無料で医者にかかれます。医者にかかれば、ほんの少し話を聞いて喉を見て少し触診して「お薬出しますね。」と、何種類かのお薬を飲んで様子を診るというのがほとんどでしょうか。
何気なく服用しているお薬に疑問を抱いたことはありませんか?薬に副作用はないでしょうか?
薬を飲んで熱が下がっても、急にまた熱が上がってしまうことがあります。薬で熱を下げ、一見楽になっていても、実は身体の中に熱がこもっていて、また熱が出たり身体のだるさが残っていたりするのです。
そんな風邪の前の症状、発熱、腹痛、嘔吐もはりが効果的です。年齢は新生児2カ月から中学生まで対象です。
生後2カ月で『気』の流れは未発達ではありますが、もう流れています。幼児期にはすでにしっかりとした川の流れができ、大人と同じ12本の川が流れています。
しかし、こどもは川の流れができて時間が経っていない分、流れもスムーズで、大人と違ってよどみが浅い場合が多いです。そのため、症状を早く軽減できます。ただ、アトピー性皮膚炎やアレルギーなど先天的な症状や、少し時間をほっておいた疳の虫などは、何度かいらしていただくことになるかと思います。
お子さんの治療はあっという間に終えます。お子さんはとても敏感で、たくさんはりをしなくても十分な効果が現れるからです。
はりといってもツボに丸いはりを少し置いたり、なでる動作で終わります。それで1度様子を診てもらい、その3日から4日後にまたいらしていただきます。
また、はりをするとその症状に効果を出すだけでなく、さらに免疫力も高めてくれるので風邪をひきにくくなります。お薬を使わずにお子さんの健康を支えるお手伝いをするのが私の努めです。
こども専用の小児鍼
こどもに使用するはりは、その症状によって変わる場合もありますが、皮膚に刺すはりではなく全て皮膚に接触するはりです。
員鍼(えんしん)・ローラー鍼・てい鍼と言った接触鍼になります。
こんな症状に効果が期待されます
現代のお子さんたちは、環境の変化でのストレスや、ゲームをして目が悪くなったり、試験勉強で疲れたり、いろんな所から身体に影響がでています。お友達とのコミュニケーションが上手にできず、心ない言葉に傷つき登校できなくなってしまう子もいます。「こどもだから大丈夫」と放置していればそのうち良くなる、という時代ではないと考えています。
原因は様々ですが、外部環境からのストレスよって、朝起きられない・頭痛が急に襲う・腹痛・身体のだるさ・めまい・食欲不振などの症状で困っているお子さんにも経絡治療は対応できます。
新生児や乳幼児 | 夜泣き・きーきー言う・背中の反り返り・湿疹・風邪(発熱)など |
---|---|
幼児期 | 夜恐症・アトピー・風邪(発熱)・チックなど |
小学生 | アトピー・夜尿症・夜恐症・風邪・頭痛・腹痛など |
中学生 | アトピー・思春期性のニキビ・めまい・頭痛・腹痛・自律神経症状・肩こり・睡眠障害・身体のだるさなど |
お子さんの「あれ?前となんか違うなぁ」と思うような様子があれば、いつでもご相談ください。
幼児期の成長に関する相談も治療と一緒にお話したりなどしてケアさせていただいています。幼稚園教諭の経験を生かし、年齢問わず、お子さんとの信頼関係を築き、治療に努めます。