私の考え方が変わった瞬間。

こんばんは。今日は朝から寒くて寒くて起きるのもやっとでした。本当に雪が降るとは思わず積もらなくてよかったですよね。明日は晴れるのかなぁ。。。

さて、今日はある患者さんから得たのですが。鍼灸治療とは違いますが私にとって非常に勉強になったことがあります。みなさん認知症って聞くとなんとなくマイナスの方向に流れてしまいますよね。そりゃそうです。どんどんと物の名前や家族の名前、いろんな生活の事もすべて分からなくなっていくんですから。家族は複雑です。

しかし、その方は介護福祉士で認知症病棟に働いています。非常に人数が少ない中でたくさんの認知症の方と毎日接しています。私は恥ずかしながら一言で言うと『大変』な仕事のイメージでしかなかったのですがその方が『すごくこの仕事が楽しいんです。毎日笑っています!!』って一言。

認知症の方は頭の中が不安で仕方がないそうです。何が何だか分からなくて暴力に変わってしまったり盗難したと疑う様になるんだそうです。その方は安心できるように声を掛けどんな声掛けをしたらその方が笑顔になるのかといつも考えている、すぐに忘れてしまうけどずっと続けると『この人は安心して大丈夫』と体が覚えると言っていました。

たくさんのお話を聞かせてもらったのですが、私は治療をしながら胸が痛んだし感動もしました。そして何よりも私の認知症への誤解した考えでいたことに深く反省しました。認知症を学ばないと対応の仕方で悪い方向にいってしまう方もいると。どんな事でもそうですが共通理解の大事さを痛感しました。

やはり『安心』って本当に大事です。私も治療室に来ていただくときに安心して来てもらえるように努めています♪

201403061502

 

LINEで送る
Pocket

コメント

※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


※日本語が含まれない投稿はできませんのでご注意ください。