秋って寂しくなる??

こんにちは。ここのところ晴れている日が続いて気持ちよかったのですが、気温の変動がありすぎてついていくのが大変ですよね。洋服の調節が難しいですね。やはり冷えが出てきて座ってるだけで足元が冷えてるなぁって感じます。そろそろ足を冷やさないアイテムを出そうかなと思っているところです。

さて、今日のお題『秋って寂しい??』これって涼しくなってくると自然と人恋しくなる事ってありますよね??あれれ??私だけ??いやいやみなさん1度は経験したことがあるんじゃないかと思います。この気持ちの部分も東洋医学の秋の特徴、性質があって合致することが多いのですよ。

東洋医学には、木・火・土・金・水5種の物質があり何千年も昔の中国人が風土を理解するために地域の土の色や生物、気候や色など自然現象を木火土金水に分類しその中で五行説の発想も始まったのでしょう。これは私たちの治療の中でも非常に大事ではりをする前に必ず使うものなのです。

少し話がずれてしまいましたが、秋は肺の川の関係が深いとお話しましたよね。秋の性質には感情に『憂』が入っています。悲しんだり憂う気持ちが長く続くと肺の川が病んで咳や鼻水の症状が出始めたりします。ここに憂うので寂しさも入ると私は思っています。私も経験があります。祖母が亡くなった時です。ずっと悲しくて寂しくて落ち込んで祖母に会いたい話したいと思えば思うほど辛くてたまりませんでした。

するとやはり鼻水が止まらなくなってその内空咳が出始めました。さらになぜか刺激物が食べたくなるんです。そして寝るときにうつ伏せで寝る事が楽に感じていました。私の症状はすべて肺の川が病むと出てくる症状ばかりでなんて自分の身体は素直なんだろうと感心しました。

秋は憂ですが、春は怒です。春って新入社員になる方や入園、入学、仕事の移動などなど環境の変化も風の様に変わりますよね。風の様にと表現しましたが、春は風が強いですね。なので風邪(ふうじゃ)と言って風の邪が入り春の風邪を引きます。というように昔から引き継がれていることが今となってはあまり注目されたいませんが自然と合致していて納得させられるのですよね。

秋は乾燥すると前々回に書きましたが秋は乾邪が入るなんて言ったりもします。そして秋は食欲の秋と言いますが、五能と言って機能みたいなものなのかな、『収』なので収めるですよね。身体の中に収めて寒さに負けないように準備をする季節なのですね。だから食欲が出てくるんです。奥が深いです・・・。

先ほど、刺激物が食べたくなったとありますが肺金系に深い味覚はい物なんですね。なので私はその時なぜかめんたいことか唐辛子系の食べ物を好んで食べていました。みなさんもこういった経験はありませんか。秋だからこうとは限りませんが、昔の人って自然界を良く観察し先人の生きる知恵がこうして受け継がれているんです。感心させられます。

春も夏も冬も特徴があるので、これからお伝えしていきます。これからもお楽しみにしていて下さいね☆

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