学生さんに伝える難しさ

昨日は所属する学会の『学生向け分かりやすい経絡技術講座』が開講されました。朝早くからたくさんの方が見えていて学ぶ姿勢に感心しつつ自分が学生の時を思い出すと、すごくいい加減な過ごし方で1度も勉強会には足を運ばなかったし、学校でも課外ではりの勉強もしてなかったことを恥ずかしいなぁなんて感じちゃいました。

私は補助講師という立場で学生さんの前に立たせてもらったのですが、全員が男性で1年生の方たちでした。すごく遠い所から来ている方も一緒の班で本当に東洋はり医学会の講座に来てくれてありがとうという感謝の気持ちです。そして1番感じたことは熱心であること。そして、鍼灸の学校に行き始めて8か月経ち疲れが出始めている頃なんですよね、それでも一生懸命経絡治療を習得しようとする姿勢に圧倒されました。

昨日の1日を振り返ると、本当に楽しかったし目標を立てた事が達成できて私が言うのもおかしいですが参加して良かった!!って思える1日だったなぁって。一緒に勉強した学生さん方の表情がキラキラしていたような気がするんです。そして私もそうでした。補助講師としての立場で学生さんたちと向き合えて私自身も勉強になりました。

鍼灸学校1年生なので聞く言葉はほぼ初めて。初学者の方を前にかみ砕いて伝えることの難しさや伝える楽しさ、分かってもらえた時の嬉しさや、いろんな変化を一緒に楽しんで共有できた時の感動を味わう事ができて良かったと思っています。4人の学生さんと一緒に組んだ講師に感謝感謝です。

ひとりでも多くの学生さんに東洋はり医学会の経絡治療の良さを感じて一緒に勉強できる日を楽しみにしたいな!と心から感じました。また困っている患者さんをはりとお灸で少しでも楽に、元気にしていくお手伝いを共にしていけたらなと思いました。最後にちょっと疲れていた学生さんたちの事を応援させてもらえたらなと思います。私も学生時代の3年間楽ではなかったし、頭脳が足りなかったのもあって勉強も苦労しました。自分の身体を大事に、鍼灸師としてまた会えることを願って・・・。

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