☆予想以上の雪☆

昨日の天気予報で『関東地方にも雪が降る』って情報・・・。いやいや、そんな降るなんて言って大したことないだろうなんて思ってしまった自分を反省しています。今朝起きてビックリすでに少し積もっているではないですか?!道路は積もっていませんが足元には十分注意して下さいね。

さて、暦で言う小雪がすぎました。本格的な冬になるのでしょうか。暖かくなったり寒くなったりと冬らしくない気もしますがもう暦ではとっくに冬の季節です。今日は『冬の特徴』についてお話しようと思います。東洋医学的に冬は『腎』の川と関係していて性質では『水』となります。なので『腎水経』の川と呼びます。

腎というのはとっても大事な役割を担っていて、生まれたときからずっとずっと生命力を維持して守っている働きをしているのです。生まれたときは両親からもらった生命力を腎の川に、そしてその後は飲食物から補充され続けます。私たち人間は腎の働きが盛んになるにつれ生殖機能を生み出し充実していれば基礎活力も盛んで病気にもなりにくいのです。この腎の力がなくなってくると活動が低下するわけですから、身体は冷えはじめ基礎活力が低下するという事は病気に罹りやすいという事になります。

腎水経では、水の性質を持つを言いました。その通りで水分代謝を調節しているのです。肺の川も関りがありますが、腎はいろんな川で使い不要となった水分を集めて処理する働きになります。腎の力が足りないとむくみや尿量の変化、下痢などの症状が出始めます。また腎の川は骨や髪に栄養を与える仕事もあります。生命力の根源であるわけですから骨の生成にも大きく関わっています。

年を取っていくと、背中が丸まったり圧迫骨折をしてしまう方もいますよね?それは腎の気が不足して起こる症状なのですね。抜け毛が増えたり白髪が増えるのも腎の気が衰えていくからという言うわけです。私は今髪の毛を伸ばしていますがこれも腎の気が充実していないと髪の毛の発育に重要になるので睡眠を取ることや温かいものを摂って腎の気を充実を維持出来るように努力をしています。

東洋医学の考え方に五労と言って身体を酷使過ぎると腎や肺などの川を滞らせてしまう動きがあります。腎は常に立つ行為が多い仕事の場合は腎の川を傷つけやすくなると言われています。なので立ち仕事をしている方は夕方になると足がむくむ症状が出るわけですね。水分代謝の仕事をしているからです。さらに耳とも関係が深いので、年を取ると耳が遠くなる方もいますよね?それは腎の気が充実していない事が原因なのですね。

もちろん、病的に症状として出る方もいますが経絡治療は病名治療ではなく随証治療です。身体の気の動きやその人の身体に表れている信号を見逃さずにとらえて総合的に診るのです。いろんな気の川の滞りや陰と陽のバランズの乱れによって出る場合もあります。この冬の季節、腎の気が奪われやすいです。出来ることを毎日行う事が大事になります。

これからどんどん寒くなるのか?それとも暖冬になるのか?情報が私にはありませんが(すみませんm(__)m)健康に乗り越えられるように身体を整えていきましょう。

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